こんにちは。・w・)ノFURAです。

明治神宮外苑の『東京デザインウィーク』で木製オブジェが燃え、児童が死亡したニュースですが

燃えてしまった木製オブジェの写真を入手しました。

jinguEvent

木枠のジャングルジムの中に木屑を詰めたもので、

キャンプや野営をしたことある人ならわかると思いますが

『キャンプファイヤー』や、『たき火』の火の熾し方そのものなんです。

つまり『火を付けることを容易くする工夫』をオブジェに採用したわけですね。

そこに白熱球のライトで熱を加えると・・・

”理科の実験の太陽の光をルーペで集めて黒紙を焦がそう!”

ってやつになるわけですね。そりゃぁ火も付きますよ。

バカも極まるとつける薬がないですね。

東京・明治神宮外苑のイベント会場でジャングルジムのような木製オブジェが燃え、中で遊んでいた5歳男児が死亡した火災で、制作者側の日本工業大(埼玉県宮代町)の関係者が7日、共同通信の取材に、オブジェの中には白熱電球があり「誤って点灯させた」と明らかにした。警視庁は同日から業務上過失致死傷容疑で現場を検証。白熱球の熱で木くずが燃えたとみて調べる。

 関係者によると、白熱球は演出には使わず、制作時の明かりとして使用していたという。普段は電源とつながっていないが、火災当時は制作に携わったメンバーが誤って電源につないでいたという。「白熱球は木くずに接した状態で地面に置いていた」とも話す。

 制作に携わった男子学生は警視庁に「(火災前に)制作用の白熱電球をつけた」と説明しているという。

 木くずからオブジェに燃え移ったとの目撃情報があり、警視庁は白熱球の熱で木くずが燃えたとみて、対策が十分だったか制作者側などから事情を聴いている。7日の検証では、オブジェ内から焼けた白熱球1個が見つかった。

 日本工業大によると、白熱球は夜間作業用の投光器の電球として使われていたとみられ、出火直前は点灯させていた。投光器はケーブルが30~40センチと短く、オブジェ自体の照明と同じ電源を使うため、オブジェ内に設置。植木鉢のような容器に入れて地面に置き、上に向けていた。

 白熱球とは別に、オブジェの上部からLED電球1個をつるし、当時演出としてつけていた。制作段階でLEDをつけることもあったが、木くずが熱くなることはなかったという。

 日本工業大の成田健一学長は7日、「亡くなった男児に哀悼の意をささげる。事故に関する全ての責任は大学、学長にある」と謝罪した。イベント会場には教職員が不在で「対応が十分だったとは言えない」と述べた。6日夜の会見では、オブジェにはLEDの電球のみを使っていたと説明。投光器については「制作関係者から話を聞き直して判明した」と話した。

 制作者側の別の関係者は、共同通信の取材に「イベントの主催者は展示物の高さや幅を目視で確認しただけで、内部までチェックしていなかった」と明らかにした。主催者は6日夜に「600点の作品が出展され、1つ1つを見ていくのは困難」と話していた。

ほんで実際にキャンプファイヤーしてしまったのがこちら。

jinguEvent2

これ、着火した瞬間も、上の画像とおなじように中で子供が遊んでたんです。

木屑があっという間に燃え広がり、行き場をなくした子供が生きたまま焼かれていく。

相当壮絶な現場だったと思います。

被害にあわれた児童のご冥福をお祈りします。

やっぱり何よりも、このニュースで気になったのは運営の一言。

主催者は6日夜に「600点の作品が出展され、1つ1つを見ていくのは困難」と話していた。
完全に安全に配慮せず、利益に走った結果です。

『なぜ一つ一つを見られる程度の出展数におさめなかったのか』

これをほかのイベント会社さんも対岸の火事とせず

イベントリスクマネジメントの一つとして、安全な運営に努めてもらいたいものですね。

それじゃ。・w・)ノシまたね。
FURA